CITY POPの次はこれが来る!? 押さえておくべきハウス歌謡 3選

時代が繰り返しているとすれば、CITY POPの次にくるのはハウスブームかもしれません。聴くだけで「GIPSY WOMAN」から始まった90年代にトリップできる、歌姫3人の“ハウス歌謡”3選。93年から2年ずつ、時を戻そうっ!

2020-08-21

サカイシ ヤスシ

アートディレクター。甘い物とコメディ映画が大好き。モーション・グラフィックと3Dモデリングを勉強中!

Chara – 恋をした(1993)

もしかしたら元の構想は違うアレンジだったのかも?と思えなくもない、ここまでのCharaのパブリックイメージと角度を変えたアシッドでメロウなグルーヴ感(そこがいい!)。

イントロでもう十分トリップできるし、今の東京をドライブするのにピッタリじゃないでしょうか。収録アルバム「Violet Blue」は、様々な角度からの音楽的アプローチが円熟度を増して名盤です!

桐島かれん – 媚薬(1991)

サディスティック・ミカ・バンドへの参加を経て制作された1stソロアルバム「ディスコ桐島」からの1曲。全世界のフロアを席捲したCrystal Watersの「GIPSY WOMAN」。

ハウス/R&Bをポップに昇華したこのサウンドのローカライズ(日本語化)に取り組んでいた近田春夫のプロデュース。ラストには「GIPSY WOMAN」のカバーを収録して、さりげなく伏線を回収しています。編曲のクレジットはビブラストーン。

小泉今日子 – Fade Out(1989)

クラブ・ミュージックのアプローチをする時の「KOIZUMIX PRODUCTION」名義がまだ生まれる直前、近田春夫プロデュースでの異色アルバム「KOIZUMI IN THE HOUSE」からのシングルカット。

トップアイドルの歌唱をサンプリングのごとく使うエッジーなサウンド。前述のハウス・ブレイクの2年前にこのアングラ・ハウス歌謡を展開する小泉 × 近田の嗅覚!

アートディレクター。甘い物とコメディ映画が大好き。モーション・グラフィックと3Dモデリングを勉強中!

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