Chara – 恋をした(1993)
もしかしたら元の構想は違うアレンジだったのかも?と思えなくもない、ここまでのCharaのパブリックイメージと角度を変えたアシッドでメロウなグルーヴ感(そこがいい!)。
イントロでもう十分トリップできるし、今の東京をドライブするのにピッタリじゃないでしょうか。収録アルバム「Violet Blue」は、様々な角度からの音楽的アプローチが円熟度を増して名盤です!
桐島かれん – 媚薬(1991)
サディスティック・ミカ・バンドへの参加を経て制作された1stソロアルバム「ディスコ桐島」からの1曲。全世界のフロアを席捲したCrystal Watersの「GIPSY WOMAN」。
ハウス/R&Bをポップに昇華したこのサウンドのローカライズ(日本語化)に取り組んでいた近田春夫のプロデュース。ラストには「GIPSY WOMAN」のカバーを収録して、さりげなく伏線を回収しています。編曲のクレジットはビブラストーン。
小泉今日子 – Fade Out(1989)
クラブ・ミュージックのアプローチをする時の「KOIZUMIX PRODUCTION」名義がまだ生まれる直前、近田春夫プロデュースでの異色アルバム「KOIZUMI IN THE HOUSE」からのシングルカット。
トップアイドルの歌唱をサンプリングのごとく使うエッジーなサウンド。前述のハウス・ブレイクの2年前にこのアングラ・ハウス歌謡を展開する小泉 × 近田の嗅覚!