ミツメ – エスパー
東京インディー・バンドとしてはもうベテラン、ミツメの2019年のアルバム『Ghosts』から。倉庫兼事務所にしているところに集まって宅録みたいな作業をしながら楽曲制作をするそうで、肌触りのあるハンドメイドな音像が魅力的です。
フワフワと切ないトラックに乗る、昭和の歌謡曲のような甘酸っぱい歌詞がたまりません。聴けば聴くほど心に染み入ります。アルバム全体が1980年代の空気感が楽しく、PVにもNetflixの「ストレンジャー・シングス」オマージュがダダ漏れっ(笑)!
EARTH WIND & FIRE – Feelin’ Blue
『September』で有名な、日本で最も愛されたファンク・バンドの1974年のアルバム『Open Our Eyes』から。ボサノバ調のこの曲はkenny AltmanというThe Fifth Avenue Bandのメンバーの作品。
ブラックビートルズと言われていた時期があるくらい、本当に多彩な音楽ジャンルを取り込んでいったバンドですなんですが、この曲もファンクバンドの曲としては切なさがハンパありません。何度聴いても初めて聴いた時と同じようなときめきがあります。
Booker T. Jamaica Song
オーティス・レディングやサム&デイヴのサポートバンドとして活躍したバンド、MG’sのフロントマン、ハモンド・オルガン奏者のブッカー・T、1974年のソロ名義アルバム『Evergreen』から。
「こどもたちが踊っている/太陽の下で踊っている」という歌詞から始まっていつでも気持ちが穏やかになれるのと同時に、なんだか元気がわいてくる、魔法がかかった一曲です。本当に子供が遊んでいるのを座って見てる気持ちになれますなあ。EMi Meiyerのカバーも可愛いので、貼っときます!