軽やかなダンディーさが素敵すぎる寺尾聡の名曲 3選

俳優を父に持つ寺尾聰、日本レコード大賞の大賞・金賞・作曲賞を総ナメにしたのはもはや伝説。今回は「ルビーの指輪」収録の超名盤「Reflections」を中心にジャパニーズAORな名曲を3曲ピックアップします。

2021-07-16

サカイシ ヤスシ

アートディレクター。甘い物とコメディ映画が大好き。モーション・グラフィックと3Dモデリングを勉強中!

SHADOW CITY(1980) 

自身としては4枚目のシングル。ヨコハマタイヤのCMソングにもなりました。ライブやテレビの音楽番組で同曲を歌唱する時は、原曲よりもキーを上げて歌っていたそう。

名盤「Reflections」の5曲目「ルビーの指輪」が終わるとイントロが静かに始まり、歌はいつまでも始まりません(笑)。渋い低音のスキャット「トゥットゥルトゥーン」だけが続いていくのです…。

今夜でピリオド(1983)

軽やかなテンポで海辺の風景を紡いだポップなナンバー。ひと夏のアバンチュール的な歌詞も昭和ロマンチックな感じで最高です。ギターのリフや転調でドライな展開が素晴らしいですよね!

副題が「Reflections II」とあるようにヒットアルバムの延長線上のコンセプトで制作されたアルバム「Atmosphere」。大ヒットこそないものの、聴き所十分な名曲が目白押しです。

出航 SASURAI(1980)

通算5枚目のシングル。伸びる音と断ち切るような音の繰り返しが特徴的なこの曲の旋律の動きは、彼のお母さんががお茶を注ぐときの情景(!)をイメージしたそう。

俳優のイメージが強い氏ですが、元々はグループ・サウンズのバンド、ザ・サベージ~ザ・ホワイト・キックスのベーシスト。バリバリのミュージシャン出身だった寺尾聰氏が、井上鑑、林立夫、松原 正樹らと作り上げたアーバンな世界観にどっぷりと浸れるナンバーです。

アートディレクター。甘い物とコメディ映画が大好き。モーション・グラフィックと3Dモデリングを勉強中!

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