Mellowな土岐麻子 3選

2004年に解散したバンド「Cymbals」のリードシンガーとしてデビューした土岐麻子。サックス奏者である父・土岐英史との共同プロデュースでソロデビューしてからは、多数のCMソングや他のアーティスト作品のゲスト参加などは数え切れないほどの作品数です。そんな “クイーン・オブ・シティポップ ”の名曲たちから、今回はちょっぴりセンチメンタルでメロウな曲を3選お届けします。

2021-03-26

サカイシ ヤスシ

アートディレクター。甘い物とコメディ映画が大好き。モーション・グラフィックと3Dモデリングを勉強中!

土岐麻子 – Mellow Yellow(2018)

アコースティックなサウンドとデジタルなサウンドが絡み合うバラードが真骨頂。作編曲担当のトオミヨウのバランス感覚がいかんなく発揮されています。

シンプルなサウンドの中に様々なアイデアが散りばめられていて楽しい。ゆらめく電子音、美しいストリングスなどがひしめきあい、聴くほどにディティールの豊かさに頬がゆるんでしまいます。

土岐麻子 – HOME(2020)

TVアニメ『フルーツバスケット』2nd season 第2クールのOP主題歌。人々の心の中にある “HOME” テーマにして、このアニメのために書き下ろされました。歌詞には多摩川の優しく穏やかな風景が描かれています。

「心のなかの「家族」という場所は、血の繋がりの有無は関係なく、大人になってからでも育っていくものだろうと信じて、歌を作りました。」2019年に完成したそうですが、コロナ渦でこのテーマをより実感していると本人も語っています。

土岐麻子 – 僕は愛を語れない(2013)

名盤「HEARTBREAKIN’」から、プロデューサー川口大輔の作曲、土岐麻子作詞の超名曲。「自分が今までに経験してきたいろんなシーンや気持ちのピースをコラージュして創ったような曲。」と本人談。

日本語のきれいな発音が際だっていて、言葉のみずみずしさがダイレクトに心に届く感じがします。せつなさというより、ふんわりとした平穏を感じる素敵な曲ですよね。

アートディレクター。甘い物とコメディ映画が大好き。モーション・グラフィックと3Dモデリングを勉強中!

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