今、聴くとグっとくるキャロル・キング の3曲

キャロル・キングといえば「Tapestry(つづれおり)」。この超名盤の中の曲なら「聴いたことがある!」という人も多いはず。未聴の人は是非聴いて欲しいところですが、「つづれおり」以降の2つのアルバムから、今の気分でイケてる3曲を選んでみました!

2021-03-05

サカイシ ヤスシ

アートディレクター。甘い物とコメディ映画が大好き。モーション・グラフィックと3Dモデリングを勉強中!

Music(1971)

前作の『つづれおり』(1971年)同様、ロスのA&Mスタジオでレコーディングが行われたサード・アルバムからタイトル曲を。ジャケットの写真も『つづれおり』と同じジム・マクラリーが撮影しています。

ジャズのホーン・セクションを加えてソウル・フィーリングに満ちあふれ、これぞキャロル・キングという感じ!サックスも良い味出してますよね。 当時の明るい心境がそのまま表れている名曲です。

Bitter with the Sweet(1972)

デヴィッド・T・ウォーカーやハーヴィ・メイソンなど、ジャズ/ソウル系のミュージシャンを導入した通算ソロ4作目「Rhymes & Reasons」から。過渡期的アルバムと評されることも多いアルバムですが、ファンの間では「このアルバムが一番好き!」という声も多い名盤です。

ベースとドラムのリズムセクションが、控えめながらも、軽快なテンポで進み、キャロル・キングのおしゃべりをするようなボーカルが絡み合って心地いい!

心に寄り添ってくれる歌詞もとてもいいです。

愛する友よ つらくてもくじけないで/笑顔さえ忘れなければ/良い日はきっとやって来てくれる/約束するわ/明るい心に勝るものはないの
負けてはならないの/どんなにつらくても微笑みを棄てないで

Been to Canaan(1972)

「Rhymes & Reasons」のラストの曲。このアルバム、派手な曲は無いのですが、柔らかくロマンチックな曲が多く、癒やし度バツグン。何度聞いても飽きることがありません。

この曲はなんといってもメロディ・ライン。優しいパーカッションにのるさわやかな風のようなボーカル! 50年も前のアルバムなのに、新曲を聴いているかのように錯覚しちゃうほど瑞々しい旋律です。

おまけにライブ映像もどうぞ。

アートディレクター。甘い物とコメディ映画が大好き。モーション・グラフィックと3Dモデリングを勉強中!

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