熟成ファンク! 90年代以降のメイシオ・パーカー 3選

サックス奏者のメイシオ・パーカーは、ジェームス・ブラウンのバックバンド(JB’s)のメンバーとして有名だけど、Pファンクへの参加や、多くのソロ活動も見逃せません。紹介したい曲は数え切れないので、今回は熟成ファンクな感じの90年以降から3曲をピックアップしました。

2021-02-12

サカイシ ヤスシ

アートディレクター。甘い物とコメディ映画が大好き。モーション・グラフィックと3Dモデリングを勉強中!

Maceo Parker – Basic Funk 101(2005)

分かりやすくファンクを教えてくれる名盤アルバム、その名も「School’s In!」からイントロからオーバーロード気味で突っ走る一曲。

ウネリのある重たいリズム体やメインのサックスはもちろん、グルーヴ感抜群のギターフレーズも必聴です。デジタルのリズムになれた耳にはかなり新鮮なんじゃないでしょうか。

Maceo Parker – Uptown Up (1998)

アブラがのりきった1998年のアルバム「Funk Overload」からの1曲目。こちらは2003年のドイツでのライブから。キレのいいメイシオ節が堪能できます。

ミュージシャンが落ち着き払った表情で演奏してるのも超イカしてますよね!急に出てくる(笑)イキのいいラッパーはメイシオの愛息、コーレイ・パーカー。親子共演微笑ましいです。

De La Soul – I Be Blowin’(1993)

ニューヨークのロングアイランドで結成されたヒップホップ・グループ、デ・ラ・ソウルの3rdアルバムから、メイシオを全面的にフィーチャーしたナンバー。「I Am I Be」という曲と対になっています。このアルバムはスチャダラパーや高木完も参加してたり、聴き所満載!

Lou Rawlsネタのダークなサンプリング・ループで一気に心を掴まれちゃいますよね。しだいに街の喧騒が聞こえてきて、それに乗る強い風のようなサックス・ソロ…。完璧です…。

こちら、元ネタのLou Rawis「You Made Me So Very Happy 」。いい曲だ…。

アートディレクター。甘い物とコメディ映画が大好き。モーション・グラフィックと3Dモデリングを勉強中!

PICK UP

小またでやり過ごす

2021-11-17

ずっと前から歌姫の杏里! 元気のでるダンスナンバー3選

2021-11-12

踏み台トラップ

2021-11-03

筋金入りおしゃれデュオ! ブレッド&バターの鉄板曲 3選

2021-10-29

栄養神話崩壊

2021-10-06

新角度のパニックホラー! 「ブラッド・レッド・スカイ」

2021-09-30