角度を変えてチョイス!Girls CITY POP 3選

山下達郎や杏里、杉山清貴あたりはいつも聴いているので、今回はちょっと角度を変えてアイドル系からアプローチ。菊池桃子(ラムー)なんかも注目されはじめてきたので、ちょっと角度を変えたアイドルシティポップを3曲提案してみます。

2021-02-05

サカイシ ヤスシ

アートディレクター。甘い物とコメディ映画が大好き。モーション・グラフィックと3Dモデリングを勉強中!

おニャン子クラブ – シーッ!愛はお静かに(1985)

80年代後半の中高生を熱狂させたおニャン子クラブのファーストアルバム「KICK OFF」の1曲目。メインボーカルは内海和子/高井麻巳子。

この街の物語が静かに始まるかのような切ないイントロと、様々な楽器を効果的に使った音作りはすごく楽しくてドラマチック。今聴くと少し曲のテンポが速い気がするので、アナログで少しBPM落として聴きたい。

山崎美貴 – 借りたままのサリンジャー(1985)

女優の山崎美貴が伝説の深夜番組「オールナイトフジ」に出演していた時にリリースされた、秋本康/後藤次利コンビの名曲。詩世界にピッタリとあった楽曲の良さはもちろん、このノリのいいPV風映像が最高です。

この頃の秋元作品はディテールを編み上げて物語を紡いでいくのが正攻法。まさに80年代の空気感! 山崎美貴のなんともいえない優しい声質が、しっかりとストーリーを引き立てています。

松本伊代 – それから(1987)

林哲司プロデュースの名盤「風のように」(ジャケットもいいっ!)から、CITY POP色全開のナンバー。作曲は林哲司、作詞は川村真澄。伊代ちゃんをアイドルイメージから脱皮させるために動員された匠の二人、完璧な仕事ぶりです。

クセのある声を上手く利用(?)して、なおかつSWING OUT SISTERをエッセンスにしちゃって、ヌケ度がハンパない!ストーリーもディテールから紡ぐ80年代マナー。サビで切なさは最高潮なのです。


こちら元ネタ。大ヒット曲です。

アートディレクター。甘い物とコメディ映画が大好き。モーション・グラフィックと3Dモデリングを勉強中!

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