The Brand New Heavies – BNH(1990)
80年代に「ブラザー・インターナショナル」というインストバンドとして結成されたブラン・ニュー・ヘヴィーズ。90年に発売されたバンド名を冠したアルバムがアシッド・ジャズの扉を開けることになった。と言い切っちゃいます!
数々のヒット曲があるけど、レア・グルーヴの流れをくんだファースト・アルバムがやっぱりグっとくる。音が生々しくて、「この音がアシッド・ジャズ!」と叫びたい感じ。ハービー・ハンコックの「ヘッド・ハンターズ」の影響もあるなあとか、聴くたびに新たな発見もあったり。
Galliano – Jus’ Reach(1992)
当時、ACID JAZZレーベルと双璧をなしたTALKIN’ LOUDから、ARCHIE SHEPPの「ATTICA BLUES」を巧みにリメイクしたACID JAZZのマスター・ピース。雄叫びからの速攻フルスロットル!
歌 + ラップの構成が、当時は新しくて衝撃的だった…(遠い目)。通はネリー・フーパーのREMIXが好みかと思うけど、今回はカーリン・アンダーソンの歌声が映えるアルバムヴァージョンを。
Corduroy – Something in My Eye(1993)
ムーブメントも熟成されてきた93年、満を持してデビューしたノッポの4人組。コーディロイ。モッズ・カルチャーを体現しているかのようなルックスや、洗練されたレコードジャケットのデザインで、ジャケ買いする人も多かった。
ジャズやヒップホップ、レア・グルーブやジャズ・ファンクのエッセンスに加え、ブラジリアンのテイストまでもミックス。クロスオーヴァーな感覚は、この後のフリーソウル・ムーブメントに引き継がれていく。。