かまやつひろし – ゴロワーズを吸ったことがあるかい (1975)
ムッシュかまやつこと、かまやつひろしのヒット曲「我が良き友よ」のB面に収録されていた「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」は、ジャズ・シンガーの息子として洋楽色の強い音楽をやってきたムッシュにとって当然のナンバー。
これはタワーオブパワーのホーン隊がレコーディングに参加した1975年のオリジナル。曲が出来る前にコード進行だけ渡し、後から語りの部分を入れたらしい。これが吉田拓郎作のA面とカップリングという。レンジの広さに驚愕するばかり。。
Monsieur Kamayatsu – Gauloises(1994)
90年代のアシッド・ジャズ流行下で再評価され、1994年小山田圭吾のトラットリア・レーベルからリリース。「アシッド・ジャズというのはベイエリア系のファンクな音楽という印象」とムッシュ。
THE BRAND NEW HEAVIESのリズム隊、ジェイムス・テイラー(JTQ)等がレコーディングに参加。曲が時代を待っていたかのようにこのアレンジはドハマりしています。
LIFE IS GROOVE – ゴロワーズを吸ったことがあるかい(2015)
そして、2015年、時にムッシュ76歳。若き敏腕プレイヤー二人、KenKen、山岸竜之介へと継承された、ムッシュ自身もメンバーであるLIFE IS GROOVE のこのバージョン。
なんとメンバーとの年の差は60歳!音楽は世代を超えるという事を証明してくれる、感動的なレコーディングです。
最後に76年のTV出演時ライブを。演奏はティン・パン・アレー。ツインテールの女子大生は荒井由実。