グルーヴは正義! Girls CITY POP 3選

世の中は80年代のアーカイブをひっくり返しまくっている空前のCITY POPブームですが、新旧のアイドルが繰り出すCITY POP感も捨てたもんじゃありません。本流に乗ってもおかしくない、ガールズ・シティ・ポップ。3曲いってみましょう!

2020-11-13

サカイシ ヤスシ

アートディレクター。甘い物とコメディ映画が大好き。モーション・グラフィックと3Dモデリングを勉強中!

広瀬愛菜 – サマーレイン(2020)

アイドル・グループ “Peach sugar snow” などの活動を経て、2018年6月にミニ・アルバム『午後の時間割り』でソロ・デビューした17歳の超新星。先日出たアルバム「17」は鬼才・関美彦プロデュースの超名盤!

作り込んだシティ・ポップの音響世界に負けない伸びやかなハイトーン・ボイスは抜け度バツグン! 未来への扉を軽々と開けていくような爽快感すら感じさせます。

宮沢りえ – 心から好き(1992)

92年といえば宮沢りえがバリバリ旬の年。そのタイミングだからできたのか?の超名曲。りえちゃんの声質もバッチリ合ってるし、超アーバンなイントロからノックアウトです。

自身が主演したTBS系ドラマ「東京エレベーターガール」主題歌。サックスはT-Squareの伊東たかし、作詞にクレジットされている「Kikuji」というのは北野武のこと。

Tomato n’Pine – 大事なラブレター(2012)

歌詞もサウンドもレベルの高いポップアルバム「PS4U」から、渋谷系周辺を愛聴している方々には涙モノの歌詞でたたみかけるこの曲を。プロデュースはジェーン・スー。

アイドルというカテゴリーだからこそ繰り出せるこのアプローチ。アートフォームとして秀逸過ぎます。2012年にYMOよろしく “散開” した彼女たちですが、エッジの効いたアルバムの雰囲気は今でも色褪せずオーラを放ち続けています。

アートディレクター。甘い物とコメディ映画が大好き。モーション・グラフィックと3Dモデリングを勉強中!

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