Culture Club – It’s A Miracle(1983)
外見で注目されることが多かったバンドですが、ソウルミュージック、特にモータウンの影響を受けた楽曲の秀逸さは特筆に値します。ストーリー性のあるPVも今観るとクールですね!
この曲は、元々「It’s America」というタイトルの曲でした。イギリス出身のカルチャー・クラブが、初めてアメリカに行ったときに作ったそうです。歌詞は「アメリカ」を「ミラクル」に変えただけだとか。しまいには日本的なPV、日本的なジャケットにしちゃって、もうアメリカは関係なくなっちゃったw
Nena – 99 Luftballons(1983)
ドイツのポップスグループ、ネーナのスマッシュヒット。というか一発屋感が否めませんが、その一発が何十年も聴かれてるんだからいいですね! 歌詞はドイツ語で、ドイツ語のポップスが世界でヒットした数少ない例です。
2002年に新ヴァージョンで発表すると人気が復活、奇跡的なカムバックを果たしました。歌詞が「アドベンチャータイム」の挿入歌みたいでカワイイので少し載せておきますね。
歌を聴く時間はある?/私があなたに歌ってあげる/99個の風船の歌/地平線に浮かんでいる/今少しでも気になったなら/歌ってあげるからさ/99個の風船の歌/本当におかしな話なんだよ
Tears For Fears – Everybody Wants To Rule The World(1985)
80年代の “ブリティッシュ・インヴェイジョン””の立役者、ティアーズ・フォー・フィアーズのイントロから心を掴まれちゃう名曲。
月刊誌アトランティックの編集者でハーバード大学教授のMarc Ambinderが、米国政府の機密指定権に関する記事を寄稿した際、
One headline, why believe it?
たった一行の見出し、なぜそれを信じるのか?
Everybody wants to rule the world
誰もが世界を支配したがっている
と、この曲の歌詞を記事に引用したことが話題になりました。
「たった一行の見出し、なぜそれを信じるのか?」という一文は、ツイッターの情報を鵜呑みにして慌てて買い物に走る人たちや、報道を見て必要以上に怯えている人たちが見受けられる現代にも当てはまり、考えさせられますね…。
歌詞の内容が深く、政治的・哲学的で深く考察した内容とも取れるのですが、実は、プロデューサーによれば「この曲は、シンプルですぐに出来てしまった。とにかくめちゃめちゃ適当な曲」だそうです。超イカすエピソードですね!
おまけにPomplamooseの可愛いカバーも貼っておきます。