<STORY>
議会警察官ジョン・ケイルは、大統領のSPになるために面接試験を受けるが不採用となってしまう。娘をがっかりさせたくないと、ホワイトハウスの見学ツアーに連れ出すが、テロリストに襲撃、占拠されてしまう…。
娘がオタク

主人公ジョンの愛娘、エミリー(ジョーイ・キング)のキャラが政治オタクって設定なのが面白い! 観光ツアーのガイドにつっこんだり、初対面の大統領にYouTubeの動画出演を申し込んだり。

まあ、王道ストーリーなので、まんまと人質になっちゃうんですが、「捕まってもくじけない負けん気の強い性格は父親譲りだゼっ!」とか、異常に感情移入しちゃうのです。
チャーミングな大統領!

ジェイミー・フォックス演じる大統領が、親近感のある性格づけなのもこの作品の魅力の一つ。襲撃された時も側近は緊張感バリバリなのに、なんだか一人で乗り遅れてる感じ。

主人公と友情が芽生えたりする展開かな、と思いつつ、そんな感じにならないのが今風でイイ。テロリストから逃げ回ってる時に勝手に靴が脱げちゃって、ホワイトハウス内の自分のクロゼットでスニーカーに履き替えたりとか、どんくさい感じが最高です。
ほとんどダイハードw

テロリストに孤軍奮闘する感じとか、家族を人質に取られたりしちゃうのがもうほとんどダイハード。しかし、それだけでこの作品を観ない理由にはなりませんよっ! 不思議な魅力があるのです〜。

小気味いい台詞回しと怒濤の展開でパクりを指摘してるヒマがないくらいのスピード感。ネットでは酷評も目にしますが、のんびり観てみるのがオススメ。敵があんまし頭がよくないので(笑)、ただただ楽しく観られますよ!
ホワイトハウス・ダウン
原題:White House Down 2013年/アメリカ
監督:ローランド・エメリッヒ
製作総指揮:ウテ・エメリッヒ/チャニング・テイタム/リード・キャロリン
キャスト:チャニング・テイタム/ジェイミー・フォックス/マギー・ギレンホール/ジェイソン・クラーク
リチャード・ジェンキンス/ジョーイ・キング/ジェームズ・ウッズ 他

