<STORY>
アベンジャーズの戦いに参加し、憧れのトニー・スタークから特製スーツをもらったピーター・パーカーは部活のノリで街を救う、ヒーロー気取りの高校生。ある日、スタークに恨みを抱くバルチャーがニューヨークを危機に陥れ、ピーターはたったひとりで戦いに挑むが…。
がんばる高校生ヒーロー!

今作のピーター・パーカーは15才の高校生。ピーター・パーカー役のトム・ホランドは演じるにあたり、プロングス科学高校に体験取材に行き、現代の高校生活がどのようなものかを体験し、役作りに活かしたそうです。
スタンドプレーで正義感を振りかざしてアイアンマンに怒られちゃう感じや、LEGOで遊んじゃうシーンはガキ丸出しで微笑ましい。でも好きな子とのデートよりも悪を懲らしめる選択をするのはやっぱりヒーロー!

ヒロインのニックネームはMJというのがお約束ですが、今作では皮肉屋で根暗な性格の女の子、ミシャルが友達からMJと呼ばれていることが判明!学力コンテストの仲間としてピーターと共に活動する彼女はいつもピーターを気にかけています。今後の展開が楽しみですね。
ハイテク・スーツがヤバい!

本作の最初に出てくる「ホームメイド・スーツ」はピーター・パーカーが自身で身近な材料で作り上げたもの。ウェブ(人工クモ糸)発射装置が付いていて自家製なんだけど、強力なウェブが発射できます。

トニー・スターク(アイアンマン)が開発したスパイダー・スーツは最先端技術をふんだんに使った高性能スーツ。着用者の体に自動的にフィットし、「人工知能アシスタント」が備わっています。このAIとピーターのからみが実にコミカルで超楽しい!
メンターとしてのアイアンマン

スーツに頼るピーターに、トニーは「スーツ無しで駄目ならばスーツを着る資格がない」と一喝します。この台詞にスパイダーマンのすべてが詰まっているのです!

アイアンマンとスパーダーマンが親子のような関係性で描かれていて、今作は「一人のヒーロー」を描くことよりも、「成長していくスパイダーマン」を描いていることが感動とともに伝わってきます!
スパイダーマン:ホームカミング
原題:「Spider-Man: Homecoming」2017年 アメリカ
監督 ジョン・ワッツ
キャスト:トム・ホランド, マイケル・キートン, ロバート・ダウニー・Jr
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