デザイン思考をステップアップ!デザイナーの著書 3選

「デザイナーはもっと遊んだ方がいい」なんてよく諸先輩方に言われたりしても、書店を見回せばマニュアル本が所狭しと並べられていて強迫観念に飲み込まれちゃいそう。も少しこう、芯を食ったのを1、2冊、夏休み中に読んでおきたいモノです。

2020-08-15

サカイシ ヤスシ

アートディレクター。甘い物とコメディ映画が大好き。モーション・グラフィックと3Dモデリングを勉強中!

センスは知識からはじまる

水野 学

日本を代表するアート・ディレクターが説く、センスの教科書。“センス”とは、特別な人に備わった才能ではない。

それは、さまざまな知識を蓄積することにより「物事を最適化する能力」であり、誰もが等しく持っている。という理論に基づき、スキルよりもセンスを磨くことで仕事を成功させるノウハウを紹介している。

デザインの勉強も必要だけど、他のことももっと勉強しなきゃな。と知的探究心や向上心が自然と上がる良書です。

http://www.amazon.co.jp/dp/4022511745

グリッドシステム

ヨゼフ ミューラー=ブロックマン

スイスのグラフィックデザイナー、ヨゼフ ミューラー=ブロックマン「Grid systems in graphic design」の全訳本。

グリッドシステムによる組版設計を探求してきた白井敬尚氏の監修で翻訳化されました。エディトリアルはもちろん、Webデザインやタイポグラフィーにも適用できるグリッドを使ったデザイン理論が学べます。

「グリットを使ってサクサクとデザインができるようになる」という今時の感じのHow to本ではなく、著者は「トライアルとスケッチを丁寧に行うことが重要」と何度も語っています。信頼できますね(笑)。

www.amazon.co.jp/dp/4862464483

ふつう

深澤直人

プロダクトデザイナー・深澤直人による、「ふつう」をテーマにした15年にわたる連載を書籍化。ナガオカケンメイによる同氏へのインタビュー記事も収録されています。

皿、グラス、カッター、イス、クルマ、音楽、蕎麦、制服、みやげもの、など、生活の中にあるさまざまなものを取り上げ、「ふつう」を掘り下げています。

各見出しの対向ページ全面に写真を配したデザインはとても潔く、頭の中をクリーンして読み進めることのできる、愛しやすい書籍です。

www.amazon.co.jp/dp/4844358308

アートディレクター。甘い物とコメディ映画が大好き。モーション・グラフィックと3Dモデリングを勉強中!

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